意外と注目されにくい「譜めくり」の価値

Posted By on 7月 7, 2017

皆さんは譜めくりを体験されたことはありますか。意外と注目されませんが、大変重要な役割を果たす仕事だと考えています。「譜めくりの方法論について専門的に扱った本があればいいのにな」と感じたことは数知れません。ですが私はそのような本を見たことがありません。

ただ側で座って聴いているのでは無くて、呼吸をしっかり合わせなければスムーズにページをめくる事は出来ません。独奏者の譜めくりをする場合には「独奏者の伴奏者」、伴奏者の譜めくりをする場合には「伴奏者の伴奏者」という感覚が大切なのだと感じています。
私は「譜めくり教室」という教室があったら、絶対に通いたいと考えています。勿論私の先生は、譜めくりについてもタイミングについて相談に乗って下さり、的確に助言をして下さいます。ですがただでさえ「歌」「座学」「ピアノ」をこなさなければならない私達のレッスンです。そこに更に「譜めくり」が加わったならば、余りの身につけるべきことの多さに、私達は「パンク」してしまうでしょう。譜めくりに特化した「譜めくり教室」の実現を望みつつも、矛盾した心境です。
私が通う教室では、譜めくりをスムーズにする為に、自分が弾かない相手の曲を勉強することを要求されます。発表会では譜めくりも、重要な出演者なのです。
私の通う教室では「月謝以上のレッスン」をするのが、先生のモットーです。日々多忙な私達大人ですが、先生の意気込みに負けないように練習をして、「専門教育」として音楽を習うことに、何よりも価値を置いています。ですから忙しいことを理由にして、多くの課題をこなさないことはいけません。
それから、自分が弾かなくても相手の曲を勉強して「譜めくりのエキスパート」になることは、自分が弾くことと同じくらい大切なことである、という認識も不可欠です。音楽に理解があるからこそ可能な、息の合った譜めくりができることに、自信を持つことも大切です。
見逃されがちな「譜めくり」の価値について、皆さんにその重要性を知って頂きたく、執筆致しました。余談ですが『譜めくりの女』という映画があることを、生徒仲間から聞いたのですが、有名な映画なのでしょうか。譜めくりにスポットが当たっているタイトルで大変嬉しくなりました。
私の先生がご存知かどうかまだ伺ってはいないので、尋ねてみる予定です。譜めくりについて参考になる映画ならば、見てみようと感じています。

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